「意味付け」よりも「気づき」

Published: Last Updated on

因果応報と言われるように
物事にはつねに原因と結果がある、という世界があります。
直線的に世の中をとらえた場合、これは多いに考慮すべき視点です。

ですが、
直線的ではない世界、というのも私たちをとりまく宇宙には
確実に存在しています。
その世界では、原因と結果が必ずしも、直線的に結びついていません。
それを探ろうとしても、もはや、関係ないに等しいくらいに
いろんなことが同時に起こっている世界です。

私たちは、いろんな事象が起ったときに、
「これってどういう意味かな?」と
あれやこれや思いめぐらすことがあります。

時にはそれが必要なこともありますし、
そこからいろんなメッセージを得ることができますが
もしも、すべてのことに意味を見いだそうとすると
抜け出しようのない、ループにハマってしまうこともあります。
そうなると、
今、ここ、に生きるのではなく、
理由付けの世界に生きてしまっているのです。
それは、外に、正当性を見いだそうとする姿勢ともいえます。

もしも、自分が最近、意味付けのループにハマってる、と
気づいたら、
意味を探すよりも、つまり、外の世界に正当性を見いだそうとするよりも
その事象から自分が学べたことや、気づいたこと、
あるいは今自分にできること、
などに意識を向けてみることがよいかもしれません。

そして、じゃぁ、自分は本当はどんなふうにありたかったのか、
あるいは、どんなふうにありたいのか、
ということにさらにその意識の方向を向けていくのです。

すると意味付けのループから、
本当に自分が望んでいるものを自分という振動の中に
取り込んでいく新しい習慣へと、移行できます。

起こったことの理由や意味はどうであれ、
自分の内側から自分をクリエイトしていく、
それは、今、ここから、いつでも、始めていくことができるのです。

Leave a Comment

Related Posts

隠れ家音叉ヒーリングサロン*pukalani*