ヒーリングにせよ何かの施術にせよ、一回で、短時間で、あっという間に治る場合、治る人となかなか治らない場合があります。
その違いは、ある側面では、その施術をした人が的を得ていたかどうか、という点が関わってはいます。別の側面では、その施術を受けた人がどれだけ準備ができていたか、ということに大きく起因します。
その人の内側で準備が整っていた時、つまり、根本原因のところが解消される条件が整っていたには1秒でもスコン!と何かが整ってそれ以上、以前の状態に戻らない、ということになります。
でも問題の根本がまだ残っていて、まだそこを手放す、変容させる準備が整っていない場合は、一瞬症状が回復してもまた似たような症状が出てきたりします。
根本の解決には、自然なステップを踏んでいかないといけない場合もあります。一足飛びに結果だけを求めるよりもそのステップが重要な場合にはそのプロセスを踏むようになっています。
その自然なステップが一瞬の場合もあります。人それぞれ、ですが、症状が治らない、という場合には何か経る必要のあるプロセスがまだある場合が多いです。
そんな時は焦らず浮上してくるものを受けとめてしっかりと感じきっていくプロセスが必要かもしれません。
冬という期間を経て初めて、春の花が咲くように。
いつも夏、春だけがよいわけではないということを理解すると、楽になり、そしてプロセスを楽しめます。
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