ヴィーナス・スター・ポイントを経て 自分とは何かへの理解をさらに深めていく

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9ヶ月に1度、ヴィーナス・スター・ポイントと呼ばれる現象があります。
これは金星が太陽の前を横切る(重なる)タイミング。

つい先日、3/26にピッタリ金星が太陽と地球の間に入るこの現象が起こりましたが、これ以降も金星の動きは非常に注目に値します。

今年のヴィーナス・スター・ポイント特徴は傷ついたヒーラーと言われる小惑星カイロン(キロン)もそこに重なり、それが牡羊座で起こった点。

これまでにないレベルで癒された、新しい自分、新しい方向性へのスタートポイントにいる感じです。

細かいことを書き始めると、どえらく長くなってしまうので、これは別記事を書こうと思っていますが、今回は、このタイミングに合わせて新しい遠隔セッションを開始しようと思っているので、なぜ今、始めるのか、鍵となるポイントを書いてみます。(といいつつ、結構長いです(^^;;)

新しい自分との関係性を促す金星&太陽@牡羊座

3/21より金星のエネルギーが牡羊座に入り、私たちの中に新しいエネルギーを開いていくとても大切なサイクルに入りました。

金星が牡羊座で新しい旅を開始したところで、太陽も牡羊座にいて、これから6月にかけて、共に外惑星および双子座のノースノードに出会い、夏至には蟹座に双方がいる状態になります。

牡羊座のエネルギーは新しい始まり、新しい冒険、新しいスタートのエネルギーで、フレッシュでこれまでとは異なるエネルギーがやってくるということ。

4月中旬まで金星のエネルギーが太陽のエネルギーとともに牡羊座にあります。そこでは、太陽の温かさ、光、エネルギーが金星をサポートし、金星は私たちの中に強さと輝きを増していきます。

新しさの時、新しいサイクル、新しいエネルギーがやってきて、自分の望み、何を求め、何が必要なのか、をより高い次元で理解するようにと促してくる。自分のハートの全般的な成長において金星のエネルギーが何かをもたらし、自分自身の価値に意識を戻してくれます。何を大切にし、何を人生で望んでいるのか、と

これは私たちのエネルギーの女性性的な表現であり、自分が何者であるか、自分のエネルギーを愛の立場から認識しつつ、他者からのエネルギーをどう受け取るか、に影響します。

これらの女性性的なエネルギーは金星を通して表現され、私たちがより自分たちのハートに繋がるように、心地よく感じていけるように、自信を生み出すように、そして人生の喜びを思い出させてくれます何が人生に幸せをもたらすか、より喜びをもたらすのは何か、どうこれらのエネルギーフィールドと繋がり、それらを日々どう実際に感じられるかを。

牡牛座の支配星でもある金星は、一般的にはこの世界、この物質的な世界で経験するというのはどういうことなのか、それを最もうまく利用するにはどうすればいいか、未知の喜びや私たちがこの旅、人生についていい感じに思えるものに触れるにはどうすればいいか、そんなことを思い出させてくれます。

と同時に天秤座の支配星でもある金星は、関係性についての学びをもたらします。他者との関係性、外の世界との関係性。でも、根本にあるのは、自分との関係性。

2021年3月から金星は、新しいサイクルを牡羊座で始めています。ここで大事なのは、自分を受けとめ、自分を愛す能力や、実際のところ何をハートで感じているのかを受け取る能力、金星のエネルギーに触れてそれらを感じ、より大きなエネルギー的な意義を理解すること。

そしてもう一つ同時に促されていることは、私たちが自分の外に対してかけている期待から離れ、外に向けてエネルギーを伸ばしているフックを外すこと。それが今とても前面に出てきてるテーマ。

牡羊座が象徴するエネルギーは自分のアイデンティティ、自分自身。とても主観的で、「これが私の求めること、必要なこと」というのを感じさせます。牡羊座のエネルギーは自分のエネルギーフィールドに戻ること、そして、自分自身のオーラに戻ってくることを促します。

自分自身のオーラに意識を戻すと、どこでコードや意図や付着物を自分自身の外につけてきたか、他の人のオーラにつなげてきたかということに気づいていけます。

自分自身のエネルギーフィールドの中の特定のチャクラに付着していたり、そしてそれが誰かのチャクラシステムにつながっていたり。例えば、自分の太陽神経叢のチャクラだったり、それが他の人の太陽神経叢のチャクラやサードアイ、第2チャクラや第1チャクラにつながっていたりするかもしれません。

で、今とても大事なのが、これらのフックを外すこと。単にスパンと切り離すだけでなくて、文字通り、根元から丁寧に解除していく。そしてそこから外に出て行ってしまっていた自分のエネルギーを全て呼び戻すこと

そういうエネルギー的なフックが自分のどこかにあるか、瞑想したり視覚化してみてもよいと思う。そういう視覚化とか実践をしてみるのはもしかしたらあなたにとってとても意味のあることかもしれません。

3月の終わりから4月にかけて特に、この、ある意味の撤回、取り消し、引き戻しのエネルギーに注目。

外に向かっていたエネルギーを、物事を、自分自身に呼び戻す。もしかしたらとても無意識のことかもしれない。あるいは、氣づいてはいるけれども、手放せていない人や手放せていない期待かもしれない。今、そういうのを手放すとてもよい機会になっています。フックをかけていた物事や人たちを愛のうちに、感謝とともに、そして平和のうちに解放するのによいタイミング。

解放したエネルギーが自分のオーラに戻ってきたときには、クレンジングが必要かもしれません。他の人のエネルギーをそのまま自分のエネルギーフィールドに引き入れるのではなく、コードをリリースして、クレンジングした状態で、自分の元に戻してくる。場合によっては光や音によって浄化されたり、コード自体を分解させる必要があるかもしれません。

とにかく、自分のエネルギーを自分に戻してくると、それが自分の力になり、自信となる強さが戻ってきます。そして、それがまた、これまでのサイクルから自分をより一層解放する助けになります

金星は太陽とともに牡羊座を旅していますが、太陽が金星に向かってより高次の意識の風を吹かせているような状態。太陽が新しい光線、新しいニュートリノを送り込んでくることで、自分自身についての新しい感覚、自分が誰であるかについての新しい理解、何を求め、何を望んでいるか、そしてまた、自分自身についての新しい感覚、これが自分のハートに実際あるものという新しい感覚、これがほんとに欲しかったもの、この人生で実際大切なもの、などに氣づきがやってきます。太陽と共に金星がこの重なった状態で旅することで、自分自身をより理解していくことをサポートしてくれています。

これが一番最初に書いた、牡羊座でのヴィーナス・スター・ポイントのエネルギーですが、今回はそこにカイロンによって癒しのテーマが持ち込まれています。このエネルギーのもと、自分自身に意識的でいることがより一層大切になってきます。

カイロンの癒しによりこれまでにない自己受容が進み、さらなる自己理解が深まる

太陽と金星が共に牡羊座を旅して、傷ついたヒーラーと呼ばれる小惑星(彗星)カイロンと出会うこと、ここで、今まで癒すことができなかったような意識に柔らかい何かがやってくるようです。

今回太陽と金星とカイロンが出会ったポイントは、実は2019年2月以来何度か通過してきている繰り返しポイント。カイロンが牡羊座の前半部分を入ったりきたりと動いていて、とても深いレベルで実際何が起こっていたのか、転生を通してのエネルギーや魂の経験を貫いているテーマを露呈し、そこに無意識下であれ、癒しの視点をもたらしてきていた可能性があります。

カイロンと牡羊座のエネルギーが「自分とは一体誰なのか」について何度もより多くを明かしてきていると言えます。これまでの鎧はもう不要だよと、生身でいさせようと促してきています。

ということで、今、太陽と金星がこの牡羊座の前半を旅し、再びカイロンと出会い、私たちが何を学んできたかに対してよりオープンになり、光を輝かせ、愛をもたらし、2019年の2月から何を自分がワークしてきたか、自分が何者であるかの真実についてをより理解するよう促しているような感じです。

自分のこれまでの人生を感じ、勇気を出し、自信を得て、新しいこと、新しい方向へ。これまでとは違う選択を勇気をもって行い、全く新しいやり方で存在していけるように

今、太陽と金星のエネルギーが共にここを通ることで、あなたにはその価値があるよ、できるよ、と思い出させ、動機付けとインスピレーションをもたらすエネルギー。

でもカイロンがここに絡んでいるので、自分のなかの一部はトラウマを経験してきていたり、PTSDがまだ残っているところに刺激があるかもしれない。虐待からのヒーリング、怒りからの癒し、何らかの低い周波数、第一チャクラのエネルギーとでも言えるもの、サバイバルのエネルギーに対し、癒しがもたらされるかもしれない。

牡羊座のカイロンは私たちを再プログラムすることを助け、自分自身の中にいて安全だと思えるように助けてくれます。どう安心していられるか。何かをする時にどうやって自分を一番にできるか、どうエネルギーをクリアリングするか、どう、変化を起こせるか

今、自分についてさらに理解するように、意識を拡張して、自分自身への気づきを広げていくことが促されています。これまで知っていたこと以上に心を開いていくようにと。

私たちがやってきたこと、特に、2019年の2月以降ワークしてきたことが今まとまってきて、よりクリアに、自分自身のことを思考や期待の外で見ていくことを助ける、あるいは、家族から外れ、身近な環境から外れ、今までの意識やこれまでの自分の定義から外れたところで自分を見ていくことをリマインドされています。

これまでの経験には目的があり、原因があるよと。そこに金星のエネルギーがやってきて、自分を愛し、受け入れ、何をやってきたか、それは究極的に自分にとってそれでよかったのだとリマインドしてもらっている。

ジャッジの観点ではなく、自己受容の観点での自分の見直し。必要なことをやってきたんだという自己受容。そして今が新しいスタート、新しい方向性、何が自分のエネルギーフィールドで可能かどうかということへ、より高い視点で理解を深めていく時。

自分自身と人間関係についてさらに理解する機会

そんな中で先日、天秤座の満月を迎えました。天秤座の支配星は金星。なのでここで再び私たちは意識は金星とつながっています。つまり、自分を、自分のエネルギーを愛すること、これまでやってきたことに敬意を払うこと、そしてそれをより高次の氣づきと共に行うこと

また天秤座は人間関係のバランスを学ぶところでもあります。

何を魂レベルで望んでここに転生したのか、どうして誰が現れ、なぜいつ、どこで、などいろんな疑問に対しての情報であったり、何をこの人生で与えられてきたのかをより理解を進めるためのことを示してくれつつあります。自分自身、人間関係についてをさらに理解するための場が今ここにあるわけです。

そして、自分との関係性に戻ってくるというのが今から構築していく基礎。自分自身への信頼。

自分との関係性と人間関係の中でどう自分を見せてきたか、あなた自身がどういうパートナーであったか、どんな兄弟姉妹だったか、どんな親だったか、どんな同僚だったか、ボスだったか、マネージャーであったか、人生の中での全ての様々な関係性と、どうそれを経験してきたか。今理解できる何かがあるかもしれない。

さらに水瓶座にいる土星と木星が宇宙的な自分自身、私たちがその一部でもある自分の宇宙的なエネルギーをより深く理解することをサポート。水瓶座が私たちに触れ、私たちの個性と同時に無限性がリマインドされている状態。

金星がここでサポートしてくれているのは、新しいサイクルに入り、自分自身、自分の欲しいもの、を自覚していく作業。自分の個性として波長を合わせているのは何か、独自の才能は何か。何ができるか、どんな可能性があるか、どんな変化、成長、軌道の変化、高次の意識における変化、があるかについての新しい理解

この4月、特に4月中旬、金星は水瓶座にいる他の惑星たちとの繋がりとともに、自分の境界線を拡張していくにつれ、新しいギフトが可能になってきます。新しい目覚め、新しい理解、新しいレベルでの気づき。それが自身を再プログラムする。何を受け取りたいのか、何を経験したいのか。望むことを再プログラムし、次にどこへ向かうのかを再プログラムする。そんな重要なタイミング。

何に惹かれてきたか、何を望むかが変わっていく。惹きつけられるもの、欲求することが、今までとは違う方向へとシフトしていく、そんな可能性もあり。

金星のエネルギー、女性性のテーマである「受け取ること、愛、繋がり」というのが新しい成長の方向性に開いていきます。

新しい人々が現れたり、交流したり、新しい人たちに興味が持てたり、新しい人たちと繋がりができたり。人生のあらゆるエリアで。そんなことが開かれていくかもしれない。

それは、小さい形で現れるかもしれないし、より大きな形で現れるかもしれない。

全く新しい人生のあり方や生き方、価値観をあなたに導くような人と会話をするかもしれないし。そういう人たちが、自分がこれまで見てこなかった、あるいは、準備ができていなかった、あるいは、望んでもいなかった、知りたくもなかったことなど、人生のより大きな可能性示してくるかもしれない。

この1年関係性を通じて自分の何を理解してきたか、それをこれからどう表現していくか

その後も、冥王星との関係性から金星は今までとは違うことをせよとプッシュされ、未知の世界で、これまでと違って、自分の既知のことの外にあるようなことへと促されていきます。成長し、進化せよと迫られます。準備できていようといなかろうと、金星はとても集中的な変化を押し迫られつつ、4/15におうし座へ。

おうし座の金星はくつろいで、おうし座の実践的なエネルギーにグラウンディング。自分の望み、必要性に触れ、それを楽しむ。何が自分にとって重要か、により一層意識的で居られる場所。

が、今度は天王星と出会い、想定外の何かが入ってきて、ゆっくり休んでお茶なんて飲んでられなくなるような何か、さらなる変化のキッカケをもたらしてきます。

さらに5月に入ると海王星との関係から、自分のスピリチュアルな才能をより思い出させ、自分の直感に対して開いていくよう促すエネルギーがやってきます。

その後金星は双子座に入りますが、これは、1年前の逆行中にいた場所。2020年の5月に逆行を始め、コミュニケーションについて、自分の思考プロセスについて、どのように考え、語るかを学んだところへ戻ってくる形になります。この1年ほど何を経験し、実際何を理解するに至ったか。自分と関係性における必要性をどう表現しているか、そんなことがリマインドされます。

続いて、双子座のノースノード、つまり未来の向かう先に出会い、自身の視点が開いていきます。自己表現において、なにをここでシェアしようとしているか、どのように考え、自身について、そして自分の旅について何を理解してきたかをさらに腑に落とすことがサポートされるエネルギーです。

関係性において過去1年かけて何を学んできたか、どのように自分の真実を口にするか、を理解したところへ、双子座支配星、水星のエネルギーにより喉のチャクラの活性化が起こり、自己表現のあり方が変化していきます。

完全に受け入れて、完全に自分を愛すること、どれだけ自分が経験しここまで変化してきたか、そして、引き続きの成長に対してオープンであるか、これらの新しいエネルギーの結果として何が現れるかを見ることに対して、完全に受容すること。

自己愛、自己受容に対する浄化があり、自分の人となりを愛することへの後押しがある。自分の価値、自分の信じていることが自分にとって可能であること、そして、それを現実に根付かせる能力を許すこと。。。

そんなレベルでの自己理解、自分の新しい現実が自分の新しい経験となり、世界となる。

さらに6月の夏至に向けて、自分が自分らしさに居心地よく感じられるホーム、蟹座に向けて金星は進んでいきます。

多くのことが、大きな関係性のテーマの中で動いていて、大変な時。そして新しいスタート。
そんな、全ての始まりは自分に対するより深い理解と受容。自分との関係性

そんなタイミングでの新・集中遠隔セッションを準備中です。

自分を理解し、自分との関係性を変容させていくための新・集中遠隔セッション準備中

〜ヴィーナス・トランスフォーメーション〜
自分との関係性に変容をもたらす3ヶ月

4/4の下弦の月の日から、新月、上弦、満月、のタイミングで遠隔セッション。

夏至を挟み6/25の満月までの計12回の、3ヶ月集中セッションとなる予定です。

4/4は「13の月の暦」での10番目の月の初日でもありますね。ですので、図らずも「13の月の暦」でいう「青い月の嵐の年」の最後の3ヶ月を仕上げるようなタイミングです。

ここまでの説明がとっても長くなってしまったのでプログラムの詳細は追って別記事にします。

 

こんな人にオススメ

    • 上記読んでどこかしらに響くところがあった
    • 自己受容をさらに深めたい
    • 新しい自分を定義していきたい
    • 人間関係のあり方を改善したい
    • 自分との関係を改善したい
    • 自分の中の女性性をもっと開いていきたい(女性・男性に関わらず)
    • 自分のカラダとのコミュニケーションを深めたい
    • 自分の癒しと変容を通して、人類の癒しと変容に貢献したい

また、占星術の出生図において*1:

  • 金星が逆行している
  • 第1ハウスに金星が入っている
  • 牡羊座に金星が入っている
  • 第7ハウスに惑星が多く入っている
  • 天秤座に惑星が多く入っている
  • カイロンが牡羊座にある
  • カイロンが第1ハウスにある
  • 月、太陽など他の惑星やアセンダントと金星が合(コンジャンクション/重なっている)
  • 外惑星(木星から冥王星)と金星が合(コンジャンクション)

GeneKeys (遺伝子易経)のチャートにおいて:*2

  • 22番や47番を持っている
  • Evolutionのところの小数点以下がXX.2みたいに2になっている人
  • 関係性が鍵だと書いてある鍵を持っている
    (私の勉強不足でどこにそれが出てきているかまだ全部把握してないため22と47以外の何番にそれがあるのかないのか、わかっていません(^^;;)

Human Designのチャートにおいて:*3

  • プロフィールに2番が入ってる人(例:2-4) ←これはGeneKeysのチャートのE数字の小数点以下に反映されています

そんなみなさん、ピンときたらぜひこの機会に一緒に自分のワークに取り組んでみましょう!

*1 Astoro.com で出生チャートを出した時に惑星のリストのところにr印があるものが逆行している惑星です。

また7と書いてあるエリアに惑星が入っていたり、天秤座のエリアに惑星が入っているか、など。その他細かいところはある程度占星術ワード知らないとちょっと意味不明かもしれません)

なぜ金星逆行中の人にオススメかはまた別途書きますね。

*2 Genekeys.com で無料チャートが作成できます。日本語版の書籍『遺伝子易経』は甚だしく誤訳が多いですので英語のわかる人は英語のkindle本と合わせて読むのがいいです。

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