520
人間は、花が咲いているところ、時、は「キレイ」と言って愛でますが、それ以外を途端に「枯れてる」「きたらしい」「見すぼらしい」「カッコ悪い」と排除しようとします。
が、花だけが生命のピークで、それ以外は不要と捉える時点で、すでに自然のあり方から大きく分離しています。
あなた方の人生も同じです。
一見、花がある、皆に注目してもらえ、美しさ満開のように思える時が、人生のあるべき姿なのではありません。
全て、プロセスを通り抜けることで、人生の全体像が初めて姿を表すのです。
どんな自分も切り捨てず、それぞれのステージでの体験を楽しむこと、それに尽きます。
形あるものは必ず変化します。
一瞬たりとも同じであることはないのです。
あなた方の人生もまた、形あるもの。
いろんなステージを体験できる、その奇跡を魂に刻んでください。