2014年春より*pukalani*のセッションに採り入れている
ボディートークについて、ご紹介します。
正式な説明はボディートークジャパンのHPをご覧頂くとして、
ここでは私なりの言葉で説明してみます。
BodyTalkとカラダの叡智
“BodyTalk” その単語の通り、カラダが語る。です。
いつもクォンタムタッチのワークショップで使っている例で説明します。
例えば、指を包丁で間違って切ってしまったとします。
皮膚が切れます。
表皮だけでなくその奥の真皮を通る
毛細血管も切れているかもしれませんし
もっと奥の皮下組織まで傷つくような
深い傷になるかもしれません。
そこには無数の細胞があります。
無数の細胞の中にはそれぞれDNA、
遺伝子も入っていますが
細胞って相当小さいですから、
その中に入ってるDNAまで傷ついていることも多分にあるでしょう。
が、お医者さんに行って、
「指切れたんで治して!」って言っても
スパンっ!って指ちょん切れちゃったのではない限り
(その場合はちゃんとくっつけてくれますが
→ちょん切れた指ちゃんと持っていく必要あり)
消毒して絆創膏貼って、はい!
と帰されてしまいます。
なぜか?
そこから先はカラダが勝手に治癒するのを
待つ以外に方法はないからですよね。
逆に言えば、カラダは、傷ついた細胞、DNAまで
自分で回復するだけの叡智を持っています。
つまり、必要なことは「カラダ」が全部わかっている☆
ボディートークではこの観点に基づいて
そのカラダの叡智=自然治癒力に最大限働いてもらえるよう
働きかけを行っていきます。
じゃ、カラダさんにどうやって治癒していこうとしているのか
語ってもらいましょう〜!というわけです。
#クォンタムタッチも同じ観点に立って行う自然療法ですので
#共通点がたくさんありますが施術の仕方やセッションの組み立て方、
#つまりカラダとのコミュニケーションの仕方がボディートークとは若干異なります。
カラダとのコミュニケーション方法
もうひとつカラダの叡智に備わる特徴として
「身体はあらゆる情報を理解し、その情報に正しく反応できる」
という機能があります。
ボディートーク療法では、この全部知ってるカラダと
コミュニケーションをとるために、
「神経-筋バイオフィードバック」という技法で
腕の神経-筋の反応から情報を読み取ります。
いくらカラダは語る、と言っても、
人間と同じ言葉で話をしてくれるわけではないですので
0/1, yes/no, といった電気信号的な受け答えです。
実際のセッションをする時にはプロトコールチャートに沿って
カラダに優先順位を確認する質問を投げかけて
電気信号的なyes/noの答えから欲しい情報を引き出していきます。
質問に対するカラダの反応を読み取りながら
体内外のコミュニケーションの修復が必要な箇所を探ります。
まずは、どこからアプローチをしていくべきなのか、
何が不調の原因となっているのか、
そしてどのような形で働きかければよいか
その「フォーミュラ」(方程式のようなもの)を明らかにします。
そして明らかにされたフォーミュラに基づき、
頭部と胸骨を軽くトントンとタップします。
この間クライアントさんには深呼吸をしていただきます。
頭部をタップするのは
「ここのバランスとってより健康になってね〜」と
治癒に必要な情報を電磁フィールドを通じて改めて脳に知らせるため。
胸骨をタップするのは電磁フィールドを通じて心臓と
コミュニケーションしているのですが、
心臓は心身の情報を記憶するところでもあり、
「脳に伝えられた本来あるべき姿=本来の健康ってこういうのだよ
ってことをきちんと記憶して機能させてね〜」
とこちらも改めて心臓に知らせるため。
形状記憶シャツのように心臓にあるべき姿を覚えてもらっているような
感じです。
深呼吸していただく、ということの重要性ですが、
私たちが息を吸ったり吐いたりするたびに、実は脳がカラダの波長を
スキャンしているようなのです。
骨・血液など肉体レベルから、経絡・チャクラなどのエネルギー領域、
そして感情や思考などをも、脳がスキャニングして、カラダの状態を
再確認しているのです。
これら3つが合わさって、本来持っているカラダの自然治癒力が
よりスムーズに機能していくように働きかけをしていく、
というのがボディートーク療法の基本的な流れです。
原因不明の症状にも
西洋医学では原因が特定できて、病名がつかないと
最適な薬が出せません。あるいは、病名が間違ってしまうと
対処も間違ってしまいます。
一方、時々、なぜか、どこで診てもらっても、全く問題がない、
と診断されるのに、症状としては、歩けない、飲み込めない、
痛い、怠い、気分が重い、めまいがするetc…
ということもよくあります。機能的/物理的な側面だけを診ていたのでは
把握しきれないことも私たちのカラダの世界では現実に起きている、
ということです。
ボディートークあるいは*pukalani*の全てのセッションは
病名をつけるための診断や問題のある箇所だけにフォーカスして
施術する、ということはしません。
現在現れている症状というのは、ものすごく複雑で精妙なシステムとしての
人体に現れた氷山の一角で、その奥に原因となっているところ、
その症状を引き起こす元になっているものが隠れています。
その根本原因に焦点を当てつつ、健康な状態であるようにアプローチを行います。
表面的な症状の解消を図るのではなく根本的な原因解消を図ります。
そしてその原因というのは、同じような症状であっても
お一人おひとり異なるのです。
その一人ひとり異なる原因を探索するのに
ボディートークのシステムは非常に優れています。
(ご参考:それを頭で理解できる形で探索するプロセスをすっとばして、
洋服の上からただ軽く置いているだけの手で、直接カラダと
コミュニケーションしているのがクォンタムタッチです☆☆ )
ボディートークのシステム自体が非常に包括的に
ありとあらゆるエリアを含んでいるのですが、このバランスがとてもよいです。
もろに筋骨格系や医学的なジャンルから心理面、スピリチュアル的なエリアまで
もうその網羅の仕方は、今まで色々首を突っ込んできた私も
最初であった時、これはすごい!っと思いました。
何がすごいかというと、それだけのエリアをカバーしながらも
非常にバランスがよく、安全、安心だ、ということです。
※施術者の得意領域や意識の及ぶ範囲によって
多少「フォーミュラ」が変わってきます。
でも、それもカラダはお見通しの上で、
その施術者とクライアントの関係性の中でベストな
「このフォーミュラでやって」ということになります。
そして、人生が好転していく
これはボディートークに限らずですが、(音叉やクォンタムタッチも同じ)
根本原因が解消していくと
人生がよりスムーズに展開していく方向へと動いていきます。
というのも、心身の症状というのは
感情や思考パターンと密接に関係していて
症状の原因を探っていくと、そこに絡むトラウマや抵抗などと出会います。
セッションの中で、あるいはセッション後の経過の中で
それらの原因となっていたブロックが解けると
考え方、感情的なパターン、態度、そして
自分の周りに引き寄せるものが変わってきます。
単にカラダの健康だけでなくて
感情的にも思考的にも捉え方が変化して
囚われが減っていき
より自然により本来の自分らしく
存在していけるようになる、
そのためのサポートを
ボディートークを通じて、またその他の
*pukalani*のセッションを通じて提供しています。
ちなみに
ボディートークのシステムがとてもよく出来ていることの一つに
他の様式との組合わせがとっても有機的に行えるということ。
上記の「フォーミュラ」に私の場合だと、
よく音叉との組合わせがでてきます。
内臓に働きかける、内分泌に働きかける、
あるいは、活発な記憶の解放を促す時に
どの音叉をどのように鳴らすか、など
やってる側としても驚きの新発見がいろいろあって面白いです。
たくさんありすぎて全部を使いこなすわけにはいかない音叉たちですが、
新しい組合わせでの使い方なども教えてくれて新鮮
また、単独でここはクォンタムタッチせよ、
とか、ここはクリスタルヒーリングせよ、
とか、これこれしかじかを終えた後、音叉のフルセッションをせよ、
その時はココを意識せよ、とか、いろいろ出てきます。
さらに、ボディートークの良さとして、
クライアントのみなさまにも
カラダと私たちの感情や意識、
まわりの環境要因との関係についても
より意識を深めていただく機会が
提供できることもあげられます。
そういうわけで、ボディートークを
*pukalani*のセッションに統合することで
提供できるセッションの効率と質が非常にパワフルに
サポートされています☆