悩んでいようと
先がまだ見えない状態にいようと
あなたは、今、生きている。
この地上、この地球に生きている。
一人でいようと
この先誰と一緒にいることになろうと
あなたは、今、ここに、生きている。
今、ここに生きている、ということが
可能になるためには、
あなたはたくさんの人からのサポートを受けてきたはず。
一人ではあなたはここに存在していない。
私たちはつい忘れています。
今、ここに存在して、体験することすべてが
貴重であり、かけがえのないことである、ということを。
今、ここでしか、得られない感情経験、肉体経験、
それは、魂に刻まれ、
集合意識に反映され、シェアされ、
宇宙が豊かになっていくのです。
それは悩もうと楽しもうと
深刻になっていようと、
危機一髪のスリルをくぐり抜けようと
あるいは、失敗して落ち込もうと、
再起不能を感じてしまっていようと、
その一つひとつがかけがえないく
その体験はある意味ゲーム。
どんな展開も、どんな体験も
すべて、体験できることそのものこそが貴重で
実はどこかの次元では
それを体験できることへの喜びの側面も含んでいます。
もちろんその苦難はもう要らない、
と思うこともあるでしょう。
でもそれを体験している最中は
じっくりとそれを味わいきることに意味があります。
そしてその体験をどう捉えるかは
体験している者の自由です。
辛いと思い、下を向いて、とぼとぼと
美しいバラの花咲き乱れる道を歩くのも自由、
いやぁ、大変なこと体験してるよね、と明るく笑い飛ばしながら
いばらの道を歩くのも自由。
苦悩を体験している時は
おそらく魂のどこか、
自分的にはそうではないかもしれないけれど
少なくとも人類の意識のどこかが、
まだ苦悩を必要としてしまっているのです。
だから、経験して学びたい。
あるいは、学びのために苦悩が必要だという状態かも。
でもね、もう十分だよ、、
そう思います。
そしたら、それをつくづく味わいきった魂は
苦しんだからといって他に復讐することではなく
違う世界を自らクリエイトするところに行き着きます。
この世界にこれだけの闇がある、ということは
まだ闇が出尽くしていない、
ある種、味わい尽くせていない感が
人類、あるいは、宇宙の意識のどこかにあるのです。
闇に蓋をするのではなく、
闇を全否定するのではなく、
闇に光をあてましょう。
闇のエネルギーを転換していきましょう。
闇まみれに見える他の中にも美を見いだし、
正当化したい自分の中にも闇があることを避けずに受け入れて
一回り大きな目でこの世界を捉え、受け入れ
そして新しい世界を創っていく、
今、集合意識は全体としてそんなところにいるのかもしれません。
激変の地球、
私たちの意識もシフトを迫られています。
そんなこの時期に、
この地球に、この日本に、存在して
日々、様々なことを経験出来ていること、
今、この時代を生きている、ということは
奇跡ともいえる神秘なのです。
貴重なこの機会、生命、体験を与えられていることに感謝し
しっかりと日々と
他人の人生ではなく、
自分の人生を生きていきましょう。