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コトバについて
友人といろいろ話していたら
コトバノメシツカイ
という言葉が降りてきた。
どうやらこれは
コトバツカイ
に相反することを表現しているらしい。
コトバツカイは
言葉の遣い。
要はメッセンジャー。
コトバの世界で
メッセージを伝える存在。
それ対して
コトバノメシツカイは
召使。
微妙に異なるこの二つの存在、
どうやら今気をつけるべき
ポイントっぽい。
コトバノメシツカイは
召使というその名のとおり
誰かに仕えている。
主従関係にある存在。
その召使にとっての
主である存在に従っている。
ここで、この召使が
『主』と思ってる存在が
私たちをコトバで
操ろうとする存在に
なってしまっていることが問題。
本来の純粋な世界からコトバを通して
メッセージを伝えているのではなく
コトバで制限し、管理しようとする存在の
召使となってしまっていると
同じようにコトバの素晴らしさを伝えているようにみえて
実は私たちを制限する働きをしてしまう。
こういうことは
今に始まったことではなく
長らく、このコトバノメシツカイが
暗躍してきていて
この世にはコトバによる呪詛が
あちこちにかかって
私たちは限られた自己認識、世界認識の中で生きてきている。
今こそ、この
コトバノメシツカイと
コトバツカイの違いを認識して
呪詛を解いていく時。
私たちの思考を構成する要素となっているコトバ、
あなたを制限していますか?
あなたを解放していますか?
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