気づくことの大切さ

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私たちは特定の感情や考えを持たない方がいい、
という教育をあらゆるところでされています。

コミュニティー、学校、家庭、宗教、etc.において
怒りや悲しみを表現することは
好ましくないので避けるように、
また、その感情を持つ事自体が
悪であるかのように
言われています。

ですので、往々にして私たちは
自分の内側にはそれらの感情や考えがないことにしてしまいます。
あるいは、それらの感情や考えを持った自分を
嫌悪したりもします。

でも、大切なのは、抑圧することではなく、
それらの感情を持っていることに、ただ、気づくこと。

なぜなら、その感情や考えが
自分のリアリティ、自分の現実を
形成しているから。

私たちは常に創造者なのです。

生まれる前から、
生まれてからも、
今も、
一瞬たりとも、
現実を創造することを止めたことがない。

それは、すべて、
自分のうちにある感情や考えから
形作られているのです。

今ある現実は、
積み重ねてきた自分の感情のモードや
考えの集大成が目に見える形になったもの。

それがイマイチなら
自分の求める結果をもたらしてくれる
考えや感情のモードに
自分の意識を意図的に集中させていくのです。

恐れや怒りなども
根をたどっていくと、
何に自分が囚われ
何を自分が大切にしているか、
が少しずつ、みえてきます。

自分の中にあったものが外に現れた
現実、現象を目の前にして
その基になっている内側の感情や考えに気づき
そのモードをシフトしていくことで
それらの現実を別の現実へと
シフトしていくことができるのです。

時にはその感情や考えに囚われ
シフトしていくことが難しいかもしれません。

でも、それらの感情は、
その中にどっぷりつかるために発生したものではないのです。

ただ、それらが自分の中にあるよ、
と教えるために存在を表してくれているのです。

気づいた瞬間に、本来はその役割を終えているのです。

ですから、いつまでもその感情や考えの中に
ぐるぐるしている自分に気づいたら
それらの感情や考えに、
知らせてくれてありがとう、
とお礼を言って
感謝とともに手放していくとよいでしょう。

すると新しいモード、考えが
入る余裕ができてきます。

そして、新しい現実の種がそこに生まれるのです。

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