両親との精神的距離の保ち方: 自分の責任とは

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年を重ねてくると、
自分のことだけでなく
親の介護や将来のことを心配したり
いろいろ出て来ますね。

セッションを受けられる方の中には
ご両親の今後を想って
自分の仕事を変えようとされる方もおられますし、
ご両親の心身の状態のための
ヒーリングをお願いしたい、
という方もそこそこおられます。

いずれも、浮上してくるのは
ご両親との精神的距離の保ち方や向き合い方です。

ご両親のために田舎にもどったところ、
とおっしゃっていた方の初めてのセッションで
出て来たのは
「介護しなければならない」という前提、
ある意味期待を手放す
、ということ。

そして介護なしでもやっていける
両親を意識でサポートする

ということが出て来ました。

世間に影響されての
枠を設けた自分の意識の状態が
そのような現実を無意識に作り出そうと
してしまっているところに対して
見直し、現実の再設定、
といった感じでしょうか。

また、遠隔セッションで
ご両親の病気の治癒を願って
ヒーリングを申し込まれる方の場合
時々、ご両親よりも先に
ご本人にセッションを受けていただく必要が
出てくる場合があります。

ご自身の意識の状態が
ご両親の心身の健康にも影響する
ことも
理由の1つです。

また、これは、ご両親でなくても
子供や兄弟、伴侶に対する
セッションご希望の時にもよくあります。

飛行機でエアマスクつける時同様
まずは自分を整える、が必要だからです。

さて、そんな中、
今日は個人セッション中に
両親との精神的距離の保ち方に関する
全体へのメッセージとして受け取ったことが
ありましたので、シェアします。


本日のセッションは
すべての親を想う娘の気持ちに対しての働きかけ。

親のことと自分のことを同一視し、
責任をもとうとするが、
それは自分の責任ではない。

自分の責任は自分の健康を活かしていくこと
そのために自分のメンテをすること

ここでいう健康とは
主にメンタル面、感情面のこと。

体に現れる症状は
あくまでも最終結果である。

内面の見えないメンタル、感情活動の
メンテをすること、そして、

自分を偽りの自分から解放していくこと
それが我々の責任である。


距離感、なかなか難しいですよね。

日々の関心事項・心配事項に
老いていく親、あるいは療養中の親
のことが入ってくるのは、ある意味、当たり前。

でも、その視点が
世間に影響されたものでないかどうか
少し思い巡らし、

そして世間に影響された視点の枠を超えて
自分の意識の力を
クリエイティブに使っていくこと

が大切。

そのために必要なのは
世間を生き抜くためにつけてきた
仮面=偽りの自分
を外して、
本来の自分らしさを
取り戻していくこと

大切なことは一重にここにつきます。

そして、
圧倒されてしまった時には
無理な責任を負うのではなく
自分のできることをやる

という基本に立ち返る。

まずは、深呼吸して、できることから。

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